潮干狩り☆アカエイに注意☆
こんにちは!
おろっちです。
ゴールデンウィークに突入しましたね。
皆さん、いかがおすごしでしょう?
9連休なんて人もいるのではないでしょうか?
うらやましいかぎりです。
さて、ゴールデンウィーク中に潮干狩りに行かれる方、
いらっしゃるのではないでしょうか?
今日は潮干狩りで出会う危険生物のアカエイについて紹介します。
目次
アカエイ
アカエイは日本のどの水族館に行っても、水槽にいるわりとポピュラーな魚です。
でも、飼育員さんや水槽で一緒に泳いでいる他の魚を傷つける恐れがあるため、しっぽを切られた状態で飼育されています。
水族館に行く機会があれば、アカエイを観察してみてください。
恐らくしっぽの先端がないアカエイが泳いでいます。
アカエイのしっぽは、相手を殺すこと前提に設定されているとしか考えられないしっぽです。
このしっぽ最強に怖いんですよ!!
毒針には「かえし」がついていて、刺された際、抜くときに傷口を広げる役割を持っています。
刺されるのも怖いですが、抜くとき・抜かれるときもめちゃくちゃ怖いです。
エイに刺されると激しい痛みがあります。
これが本当に痛いです!!
痛さのあまりショック死する人もいるようです。
毒針の毒は「タンパク質」の毒です。
細胞をどんどん破壊していきます。
血液を固まらせる性質も持っています。
血液がドロドロになります。
残念なことにこの毒に対する解毒剤はありません。
血液をサラサラにするお薬を打って、
自然治癒に任せるしかないようです。
アカエイ対策
①足元が濁っているような場所にはいかない!
アカエイは砂の中に潜る生き物で、水深が足首あたりまでしかないような浅いばよにも潜んでいたりします。
水が濁っているとほんとうにどこにいるのか全く分かりません。
ふんずけたら足首を刺されますし、すり足で歩いても刺される可能性があります。
②浜辺に打ち上げられて死んでいるエイにも近づかない!
死んでいても毒は有効なときがあります。
自ら刺さりにいかないようにしましょう。
潮干狩りをするなと言っているようなものですね...
アカエイに刺されたら
刺されたと思ったら、周囲にアカエイに刺されたことを知らせましょう。
そしてすぐに陸に上がりましょう!!
すぐに移動しないと、痛みでその場に倒れてしまうかもしれません。
陸に上がったらすぐに救急車を呼びましょう。
救急車が来る間、患部に熱めのお湯(42℃くらい)のお湯で温めましょう。
アカエイの毒はタンパク質毒なので、熱で活性を失っていくようです。
それから、きれいな水で患部を洗い流しましょう。
とにかく、その毒を体内から追い出すことを第一に考えて動くのがよさそうです。
救急車がきたら、アカエイに刺されたことをしっかりと伝えましょう。
病院で適切な処置を受けられるはずです。
それでは皆様
行楽シーズンを楽しんでお過ごしください☆